堺区・堺駅の歯医者、歯科

〒590-0985 大阪府堺市堺区戎島町3-22-1 南海堺駅ビル3F
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(堺駅ビル内です)

診療時間
10:00~13:00 ×
14:30~19:00 ×

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休診日:日曜・祝日

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072-222-1182

当院の歯周病治療

認定医による歯周病治療

当院で歯周病治療を担当するのは、日本臨床歯周病学会認定医の資格を持つ歯科医師です。これまで20年以上(※)にわたって歯周病治療に携わってきました。

認定医の資格は、学会に治療技術や知識、実績を認められた歯科医師だけが取得できるものです。習熟した治療技術と豊富な経験を持っているため、症状の軽い方はもちろん、「歯を抜くしかない」と言われるような重症の患者さまの治療も、当院なら対応可能です。

「歯医者に通っているけれど、なかなか歯周病が治らない」「重症化してしまい困っている」という方も、ぜひご相談ください。

※2020年現在

最新機器を使用した精密な治療

歯科用マイクロスコープ

歯周病の原因は、歯や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)に付着した歯石やプラーク(歯垢/細菌のかたまり)です。

歯周病の治療では、歯石やプラークを取り除くことが大切です。歯石やプラークを取り残した場合、歯周病が悪化して歯がグラグラになってしまい、最終的には歯を抜かなければいけなくなることもあります。

歯周治療においては、患者さん自身によるセルフケアと歯科衛生士によるプロフェッショナルケアの両立が大切です。プロフェッショナルケアにおいて、当院では「拡大鏡」や「マイクロスコープ」と呼ばれる歯科用の虫眼鏡や顕微鏡を使用。より精密な歯周病治療を行っています。

歯周病を改善できるかどうかは、歯や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)に付着した歯石やプラークをどれだけキレイに取り除けるかにかかっています。しかし、歯周ポケットの中は非常に狭く、肉眼での治療では細かい部分の確認や歯石の除去が難しいのです。

当院の歯周病治療で活用している拡大鏡は歯周ポケット内を肉眼の3〜8倍に、マイクロスコープは5〜20倍に拡大して確認できます。これらの機器を活用し、取り残しがないように歯石やプラークを除去しているのです。

マイクロスコープはまだ日本では珍しく、歯科医院での保有率は3〜4%と言われています。より精密な治療のために、当院ではこの最新の医療機器を1台導入し、歯周病治療に活用しています。

また、お口の中の写真、10枚ほどに分割した詳細なX線写真撮影、精密な歯周ポケット検査など必要な検査を行ったうえで、歯科衛生士と歯科医師がしっかりとした診断を行い、最良の治療計画を立案して説明するようにしております。

エルビウムヤグレーザーを使った痛みの少ない歯石除去

エルビウムヤグレーザー

当院では歯科医師が、歯周外科処置時の歯石除去や骨内に入り込み除去が困難な場合、歯石を取る際の痛みや不快感を軽減するために、レーザー機器を使っています。

歯石はスケーラーと呼ばれる器具で取るのが一般的ですが、治療時の感覚や麻酔の使用に不快感を訴える方は少なくありません。また、歯ぐきの奥の歯石を取るために器具を入れると痛んだり、治療後にしみたりするのです。

しかし、レーザーを使って歯ぐきの奥に入り込んでしまった歯石を取り除けば、不快感や痛みの少ない状態で治療ができます。麻酔が不要なことも多く、使っても少量で済むほど、痛みをかなり抑えられる治療法です。

レーザーの光と熱は、スケーラーだけでは届きにくい歯周ポケットの奥深くや、複雑な形状の歯周ポケット内部にも到達します。そのため、レーザーを用いることで、従来よりもしっかりと殺菌できるようになりました。

さらに、歯の根に沈着した内毒素(細菌が放出する毒素)の無毒化も可能な上、抗菌薬を使う治療と違って耐性菌ができてしまう心配もありません。また、レーザーを当てて歯ぐきの治癒や歯の根との再付着を促進することで、歯周病の再発を防ぐ効果もあります。

当院では歯科医師が、歯周外科処置時の歯石除去や骨内に入り込み除去が困難な場合の歯石やプラークの除去になるべくレーザーを使い、患者さまの痛みや不快感を軽減しています。また、使用しているレーザーは、もっとも人にやさしい歯科用レーザーと言われているエルビウムヤグレーザーです。

難症例もおまかせください

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目に付着したプラークや歯石の中に存在する歯周病菌によって、歯を支えている歯ぐきやあごの骨が破壊されていく病気。自覚症状が少ないまま進行し、どんどん歯ぐきやあごの骨が破壊されていくため、気付いたときには重症化していて、歯を抜かなければならない…ということになりがちです。

しかし当院で行っている「歯周組織再生療法(ししゅうそしきさいせいりょうほう)」なら、重症化した歯周病でも、歯を抜かずに済むかもしれません。

歯周組織再生療法は、その名の通り、歯ぐきやあごの骨といった歯周組織(歯を支える組織)を再生する治療法です。当院では、「リグロス」と「エムドゲイン」という薬剤を使った再生療法を行っています。こちらは自費治療になります。患者さまのお口の状況やご希望によって、治療法を選択可能です。

さらに、当院は歯周外科治療にも対応しています。歯周外科治療は、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の奥深くに付着した歯石やプラークを、手術によって取り除く治療法。専用器具で歯や歯の根の表面についた歯石を除去する「スケーリング・ルートプレーニング(SRP)」を行っても症状が改善しない場合に実施することが多い治療です。

歯周外科治療は重症化した歯周病の改善に有効ですが、手術が必要なため、SRPに比べて患者さまのお体への負担が大きくなってしまいます。また、豊富な知識や経験がないと難しいため、治療できる歯科医師が限られる方法です。

歯周病が進行し重症化してしまった場合でも歯を抜かずに済むよう、当院は歯周外科治療ができる体制を整え、保険の範囲内でもご提供しています。重症化した歯周病に対してさまざまな選択肢を持つ私どもなら、「できれば歯を抜かずに歯周病を改善したい」という方のお役に立てるかもしれません。

担当歯科衛生士によるメインテナンス

歯周病は一度症状が治まっても、歯磨きや生活習慣の変化で再発しやすい病気です。残念ながら減少してしまった骨は基本的には元の状態に戻りません。治療後の状態を維持するために定期的なメインテナンスが必ず必要になります。

そこで当院では、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけし、歯周病の基本治療(ブラッシング指導や歯石取り)から歯周病治療後のメインテナンスを行っています。

患者さまに定期的に来院いただき、担当の歯科衛生士がお口の中をクリーニングしたり、ご家庭での歯磨きの方法をお教えしたりします。一人の患者さまを同じ衛生士がずっと担当しますので、お口の中の変化にも気づきやすく、よりきめ細やかな対応が可能です。

当院の歯科衛生士は経験15年以上(※)のベテランをはじめ、経験豊富なスタッフがそろっているため、患者さまそれぞれのお口の状態に合わせたケアをご提供できます。

※2020年現在

拡大鏡を使用した精密な治療

当院では、歯科衛生士が施術する際も拡大鏡(歯科用の虫眼鏡)を使用し、歯石やプラークの取り残しがないかを、より丁寧に確認しています。精密な治療を実現する拡大鏡は便利な医療機器ですが、その扱いは簡単ではありません。拡大鏡を駆使して歯周病ケアを提供できるのは、歯科衛生士に熟練の技術が備わっているからなのです。

お口の中の写真を見ながらご説明

当院では、初診の際に必ずお口の中の写真を撮ります。その後も定期的にお口の中の写真を撮影し、お口の変化を記録。この写真を患者さまにお見せしながら、お口の中の状況をご説明し、ご自宅でのセルフケアや生活習慣についてアドバイスしています。

歯科医院での処置だけではなく、ご自宅でのセルフケアもしっかりできるようにサポートすることで、お口の状態を良好に保つことが可能です。歯周病でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

お口の中から全身の健康までサポート

歯周病が進行して重症化すると、歯を支える骨が失われてしまいます。歯を支える土台が不安定になるので歯並びはガタガタに崩れ、さらに悪化すると歯が抜けてしまうのです。

悪影響があるのはお口の中だけではありません。歯周病は心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、低体重児出産など、全身の病気に影響することがわかっています。

なかでも糖尿病との関連は深く、歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われるほど。糖尿病の人は歯周病にかかりやすく、また歯周病の人は糖尿病が悪化しやすいのです。歯周病を治療することは、糖尿病の治療やコントロールにも役立ち、そのほか全身の健康にも大きく関わってきます。

そもそも歯周病とは、お口の中の細菌によって引き起こされる病気であり生活習慣病の一種です。そのため歯周病を改善するためには、歯磨きや生活習慣を見直す必要があります。

そこで当院では日々の生活から歯周病を改善できるよう、国家資格を持つ歯科衛生士が患者さまをサポート。より効率的な歯磨きの方法や、健康的なお口へ導くための生活習慣などについてアドバイスいたします。

当院の歯周病治療プランは、精密な歯周病検査やレントゲン写真をもとに、患者さまの生活スタイルも考慮した上で、計画・実行しています。歯科医院での処置だけではなく、ご自宅でのセルフケアもできるようにしっかりお手伝いしますので、歯周病でお悩みの方はぜひご相談ください。

治療名:FOP(歯肉剥離掻爬手術)
治療の説明:歯ぐきを切開し、歯の根の表面に付着した歯垢や歯石を除去する外科処置。歯ぐきの奥まで直接目視で確認して歯石除去ができる治療法です。
治療のリスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
治療の価格:
¥5,500〜110,000(税込み) (術式、範囲により異なる)

治療名:自家歯牙移植
治療の説明:機能していない自身の歯(親知らずなど)を抜き、歯を失った部分に移植させる治療法です。
治療のリスクや副作用:まれに移植した歯が生着しない場合があります。移植した歯で噛めるようになるまで一定の期間が必要です。
治療の価格:¥7,700〜
110,000(税込み)

治療名:根面被覆術
治療の説明:歯ぐきが下がり歯の根が露出してしまっている部分に、歯ぐきを移植する治療法。見た目が改善されるだけでなく、知覚過敏や虫歯リスクの軽減にもつながります。
治療のリスクや副作用:歯ぐき(主に上顎内側の歯ぐき)を切り取る必要があります。出血を伴う可能性があります。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。
治療の価格:
¥66,000〜(税込み)

治療名:エムドゲイン法(歯周組織再生療法)
治療の説明:重度の歯周病によって破壊された歯周組織をエムドゲイン・ゲルという薬剤を使用して、再生させる治療法です。
治療のリスクや副作用:完全に組織が元通りになるわけではありません。組織が再生するまで数か月かかります(期間は個人差があります)。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。喫煙している方は期待通りの効果を得られない場合があります。
治療の価格:
¥110,000円〜(税込み)

歯周病治療の流れ

歯周病の検査

検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

歯磨き方法のレクチャー

効果の高い歯磨きの方法をお教えします。

歯石やプラーク(歯垢)
を取り除く

歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。

再発予防

歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。

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診療時間

 
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休診日:日曜・祝日

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